元自にーさん(元自衛官)の自衛隊ブログ

新隊員、自衛隊や自衛官に興味がある人に自衛隊について色々と学んでもらえるようなブログを目指しています。

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自衛官の心構え「使命の自覚」|本当に平和のためになっているのかな?

      2015/07/26

 使 命 の 自 覚
(1) 祖先より受けつぎ、これを充実発展せしめて次の世代に伝える日本の国、その国民と国土を外部の侵略から守る。
(2) 自由と責任の上に築かれる国民生活の平和と秩序を守る。

自衛官が持つべき心構えの一つに使命の自覚があります。

もっと噛み砕いて説明すると、

私たちのこの国日本は昔から他国からの攻撃から耐えて守り抜いてきました。

元(今のモンゴルや中国北部)からの元寇、日露戦争などなど日本史を読んでもらえば何度となく戦ってきました。

太平洋戦争では大敗してしまいましたが・・・

今の日本国民の平和と秩序を守るために私たち自衛官が存在するんだよーというのがこの使命の自覚が示すところです。



一般部隊の自衛官は本当に使命を自覚できる?

教育隊にいる間はそれこそさんざん「使命を自覚せよ」と教えられます。

教育期間中は「自分も自衛官の一員なんだ、使命を自覚して行動を慎まなければ」とまるで洗脳されたかのように思い込んでしまいますが、一般部隊に配属すると「本当に私たちがしていることは日本の平和と秩序を守るために役立っているのか?」と疑問に思うようになります。

作業員ばかり、射撃も年に数回

一般部隊に配属されたら教育隊にいたときのように訓練ばかりするということはありません。

実際はシーツ作業員、警衛勤務、消防勤務、草刈作業員、雑用ばかりです。

特に新配置隊員はそのような作業に駆り出されます。

朝礼や昼礼で各小隊ずつ何名とお呼びがかかれば出向くことになるのが新隊員です。

自衛隊の自衛官っぽさというのはなんといっても射撃を合法的にすることだと思いますが、射撃をする回数も年間数回しかありません。

毎月射撃ができるなんていうことは特殊作戦群にでも行かなければ実現することはありません。

そうるすると「本当に国防のためになっているのか?」という気持ちになってもおかしくないですね。



平和のために普通の隊員がしていることは何か考えた

普通のって?という感じですね。

私が考えている普通のとは特殊作戦群や第一空挺団、西部方面普通科連隊などのかなりレベルの高い部隊以外の隊員のことです。

いざ戦争が発生したというときには真っ先に上で挙げたレベルの高い隊員が活躍します。

それ以外の隊員はそれほど日常的に訓練を受けていないので、そこまで期待されていないというのが現状でしょう。

災害派遣になって、マンパワーが必要になれば話は別になりますが。

雑用をするだけでも平和に寄与している

もし普通の隊員がいないとどうなるでしょうか?

本来は第一空挺団や西部方面普通科連隊に勤務して厳しい訓練を積み経験値を上げるはずの隊員が特に危険もないような勤務地でシーツ作業員やらなんやらの雑用業務をしなければならなくなります。

そうすると、訓練を受ければ受けるだけレベルが上昇していく隊員が訓練を受ける機会が少なくなってしまいます。

すると全体的に自衛隊のレベルが下がりますよね。

私が考えるに、しかるべき人がしかるべき訓練をするためにその他大勢の隊員が雑用業務についているという風に考えれば、全ての自衛官が平和のために働いています。

なので、雑用業務ばかり押し付けられてっていう人は「本当にすごい人たちが訓練を受けるために雑用をしている、回りまわって日本が平和になっている」と考えるようにしましょう。

2弁解

決して私はその他大勢の部隊を馬鹿にしているわけではありません。

私自身もその他大勢の部隊の出身なので・・・

 

自衛官の心構え

使命の自覚

個人の充実

責任の遂行

規律の厳守

団結の強化

 - 部隊の自衛官へ, 陸曹候補生試験






Comment

  1. 白笛 より:

    実弾を撃たないまでもサバゲ程度の訓練はしているんでしょうか?

    恥ずかしながら訓練の詳しい内容などを知ることの出来る場所がわからないのです。

    よろしければ教えていただきたいです。

      • 白笛 より:

        すみません先の質問の仕方が間違えていました。お許し下さい。

        実銃を使わない人との戦闘訓練は自衛隊ではどのようなものを行っているのでしょうか?サバゲーのようなもので対人戦闘を行うのでしょうか?また、どの程度の頻度で行われるのでしょうか?

        何度も質問してしまってすみません。どうかお返事お願いいたします。

        • 元自にーさん 元自にーさん より:

          実弾を使わない人との戦闘訓練は格闘訓練のような形で行なっています。
          徒手、銃剣、銃の組み合わせでの訓練をしています。
          サバゲーのような訓練は市街地戦闘訓練を行なっています。
          各駐屯地・基地によって市街地戦闘訓練への力の入れ具合はそれぞれになります。
          私がいたところでは一年のうち3週間もあったかどうか・・という感じです。

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