元自にーさん(元自衛官)の自衛隊ブログ

新隊員、自衛隊や自衛官に興味がある人に自衛隊について色々と学んでもらえるようなブログを目指しています。

*

ラッパが下手でも笑っちゃだめよ!

      2015/08/12

起床ラッパで始まり、消灯ラッパで終わるのが自衛隊。

仕事のある日ならラッパ手が生ラッパを吹いていると思うけど、中にはとんでもなく下手くそなラッパ手が上番するときがあります。

そんな時はどこからかクスクスと押し殺したような笑い声が沸きます。

それを聞くとどうしても感染してしまい・・

にやけてしまいますよね。

でも絶対に笑ってはいけません。

指導対象になってしまいます。



ラッパ手だって頑張っています

ラッパ手になるためには二ヶ月から三ヶ月間のラッパ教育を受けます。

晴れて教育を修了するとラッパ特技を付与されます。

「三ヶ月も教育を受けてラッパがまともに吹けないの?」

そのような疑問があるかもしれませんが、下手糞なラッパになるのはいくつか理由があります。

本番はかなり緊張する

練習ではいたって普通。

そこまではうまくないけど、全然いけるというレベルでも、いざ秒読みカウントから一発で音を出そうと考えると、考えるだけ緊張します。

緊張してしまうと、体全身に力が入ってしまい、まともな音が鳴りません。

ラッパを吹くには力いっぱい吹いては音が鳴らないのです。

練成不足

ラッパ手といえど、音楽隊でもなければ毎日毎日練成したいとは思いません。

でも音楽って毎日やっていないとなかなか上達しません。

むしろ練度を維持するためにも定期的に練成をしなければいけないんですけどね。

わかっていてもせっかくの課業外なんだからゆっくりしたいと思ってしまうものです。

なので、だいたいがラッパ手上番前くらいしかまともに練成していません。

本番前に練成しすぎている

ラッパ上番前にはアップをします。

ヘタクソで責任感があるタイプは逆に練成をしすぎてしまいます。

唇は消耗品だと認識しましょう。

腫れてしまうまでラッパを吹いていては鳴るラッパもなりません。



実は私もラッパがヘタクソ

私もラッパ特技を持っていました。

それまではヘタクソなラッパを聞くたびに必死に笑いをこらえていましたが、ラッパ教育を受けていざ自分もラッパ手になってからラッパが下手な人の気持ちがものすごくわかるようになりました。

それからは下手なラッパを聞く度に悲しい気持ちになっていました。

「がんばれ」

心の中でつぶやいていました。

正直私は笑えない・・・

ラッパ教育はすぐにラッパが吹けるようになる人にとってはかなりイージーな教育です。

でも、吹けない隊員は地獄をみます。

2おわりに

ラッパ手がヘタクソでも頑張っているんだから笑っちゃダメよ!

余計な指導を食らう羽目になるし、自分が吹いたこともないならなおさら!

参考 自衛隊ラッパ手教育が始まる前に知っておくべきこと

 - 新隊員へ






Comment

  1. 村上絵美笑 より:

    元自おにーちゃんご苦労様です♥
    勉強になります!
    末永く宜しくお願い致しますm(__)mペコリ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

教育隊で同期から人気になる新隊員の特徴

入隊したては回りの隊員とうまく打ち解けることは難しいかも知れません。 シャイな人 …

超回復完全無視の自衛隊流筋トレ&おすすめ筋トレサプリ紹介

自衛隊は体力が資本の組織です。 年を重ねてきて、階級が上がるにつけてだんだんと組 …

早朝点呼で一番になるためのテクニック5選

教育隊では6時の起床ラッパとともに猛烈な勢いで点呼準備をしなければなりません。 …

ゴールデンウィーク休暇に帰ってこなくなる新隊員

ライジングサン6巻でこのようなシーンがある。   前期教育が始まってや …

自衛官の心構え|体育会系組織での振舞い方

入隊するまでにバリバリの体育会系組織に所属した経験がある人なら自衛隊の体育会系っ …

広報官に聞いた新隊員が教育隊を辞める理由

広報官を経験した隊員に在職中に質問をしたことがあります。 「新隊員ってそんなに教 …

新隊員必見!教育隊で使える外出簿の修正方法

教育期間中は週末くらいしか外出ができません。 それも日帰りの普通外出だけですよね …

区隊旗を忘れると大変なことが起きます・・・

教育隊では初めに区隊旗授与式が行なわれます。 教育を受ける場所によっては区隊単位 …

野糞する方法は全て自衛隊が教えてくれた

やべぇーうんこしてーーーー という状況になったときに速やかに任務を遂行できるよう …

自衛隊にいじめはあるのか?

今回は少しシリアスなテーマで記事を書いていきたいと思っています。 自衛隊は世界的 …