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航空自衛隊アクロバットチーム!ブルーインパルスとは

   

青い大空にハートマークを描く航空機達…

彼らは航空自衛隊が誇るアクロバット飛行チーム、ブルーインパルス

彼らの展示飛行は大人気で毎回沢山の人で賑わいます。

しかし、ブルーインパルスがどのような部隊か?と言われてもハッキリ答えられない方も多いです。

今回はそんなブルーインパルスについて説明していきたいと思います!

目次

航空自衛隊の曲芸飛行隊!世界に誇るブルーインパルスとは?

ブルーインパルスのパイロット‐アクロバット専門のパイロット達とは

ブルーインパルスの機体‐世界レベルの曲芸飛行。その機体の性能とは?

ブルーインパルスの事故について

ブルーインパルスはどこで見れる?-イベント情報



航空自衛隊の曲芸飛行隊!世界に誇るブルーインパルスとは?

ブルーインパルスは正式部隊名『第4航空団飛行群第11飛行隊』という部隊で、主な任務は広報活動として曲芸飛行の展示を専門に行う部隊で宮城県松島基地の第4航空団に所属しています。

青と白にカラーリングされた6機の機体で一糸乱れぬ編隊飛行、そして世界の曲芸飛行隊の中でもスモークを使用して空に絵を描くダイナミックな技を得意としています。

1964年の東京オリンピックでは開会式で五輪の輪を描きました。

ブルーインパルスの設立は、1959年7月、戦前に「源田サーカス」という称したチームでアクロバット飛行を行っていた源田實航空幕僚長がアクロバットチーム設立に対して尽力、源田航空幕僚長は自らの経験から、アクロバット飛行が一般人を引きつけ、自衛隊が国民に親しまれ、隊員達の士気向上にもつながると信じていた。

また、非公認でアクロバット飛行を行い、事故死しても殉職扱いにならない可能性があった為、源田航空幕僚長は「万一の事故でも名誉ある措置が取れるように」と考えたのである。

こうして公式にアクロバットチームが設立、そして「空中機動研究班」「特別飛行研究班」という部隊名だが親しみを持ちやすい名前としてそれまでの曲芸飛行隊がコールサインで使用していた「インパルスブルー」を逆にした「ブルーインパルス」(青い衝撃)が提案され語呂もよく分かりやすい名前だったので正式に決定しました。

こうして皆さんがよく知るブルーインパルスが設立し、そのパイロットたちは日々訓練を積んでいます。

このブルーインパルス達の雄姿を一目見ようと彼らの飛行イベントは毎回大盛況で、その飛行テクニック以外でも選ばれしパイロットたちの甘いマスクと強靭な肉体にメロメロになった女性陣が数多く見受けられます。

人気者のブルーインパルスパイロット達だが、彼らはその人気の裏で命がけの過酷な訓練に日々身を投じています!



ブルーインパルスのパイロット‐アクロバット専門のパイロット達とは

大人気のブルーインパルスパイロット達、彼らは3年の任期で勤め、 1年目はTR(訓練待機)として一年かけて演技を修得し、部隊が展示飛行の際は、ナレーションを担当、または後席に搭乗する。

2年目はOR(任務待機)として実際に展示飛行を行う、現役バリバリです。

3年目は展示飛行を行いつつ、教官として、TRメンバーに演技を教育する。3年目で一年前の自分と同じ立場の人間を教える側に回るのだ。

このパイロット達は当たり前だがみんな戦闘機のパイロットです、その中からさらに選りすぐりの精鋭がブルーインパルスとして活動できるのです。

当然、編隊飛行を行うため、協調性、チームワークも大切になってきますし、飛行だけでなく広報活動を行う部隊の為、社交性なども重視されます。社交的でないと女性たちからのサイン攻撃に耐えられません(笑)

そして、ブルーインパルスの一員になったからといって特別な手当てが付くわけでもありません、皆、自らの希望で過酷で危険な訓練に励んでいます。

ちなみに女性のパイロットは居ません、これは戦闘機のパイロットもそうなのですが体に著しい負担がかかるため、母体保護法という法に基づいてパイロットが居ないのです。

通常の戦闘機パイロット達よりもさらに急激なGや技術が必要とされる展示飛行…そんな彼らを支える機体の話をしていこうと思います。



ブルーインパルスの機体‐その性能とは?

ブルーインパルスの隊員達が操縦する専用機、武装せずスモークを噴射する機能が付いており、大空をスモークで描いていきます。

F86…初代ブルーインパルス、機体そのものはアメリカから供与された主力戦闘機を改造したもの。東京オリンピックで五輪の輪を描いたのは有名

T-2…二代目ブルーンパルス、初代に比べ高速性能が高くよりダイナミックで激しい演技が可能となった、しかしその分パイロットにかかる負担も…

T-4…現在使用されている三代目ブルーインパルス、平成9年には米空軍50周年記念で初渡米、ネリス空軍基地で華麗なアクロバット飛行を行いました。

高速で空を飛ぶブルーインパルス、その訓練は生易しいものではありません…事故も起こっています、その事故について書いていきます。

ブルーインパルスの事故について

ブルーインパルスの展示飛行は非常に危険が伴う内容で、パイロット達もそうならないよう訓練を積んでいます、しかし事故は起きてしまっています。

1982年

浜松北基地開庁30周年記念の航空祭にて6機のうち1機が引き起こしが間に合わず墜落し、1名が死亡。これはブルーインパルス史上では初めてとなる展示飛行中の事故であった。

1991年

金華山沖で訓練をしていた4機のうち2機が墜落し、2名が死亡。編隊長機が空間失調症に陥り、編隊が左に傾いたのが原因と言われている

2000年

訓練から帰投する途中で牡鹿半島の光山山頂付近に墜落し、計3名が殉職した。海霧の中で高度を下げ過ぎたのが原因とされている、奇しくも前回の事故と同じ7月4日だった。

同年3月にT-2女川墜落事故、さらに6日前にC-1隠岐諸島沖墜落事故が発生したばかりだったので、内外に大きな反響を呼び、ブルーインパルスは約1年にわたって対外的な活動を休止した。

2014年

松島基地の南東約45kmの太平洋上で2機のブルーインパルスが接触、接触した飛行機は松島基地に緊急着陸し乗組員にけがはなかった。ブルーインパルス初の接触事故であった。

ブルーインパルスはどこで見れる?-イベント情報

ブルーインパルス、その姿を一目見たい!と思う方はたくさんいます。

しかしどこでイベントが行われているのか…そう思う方も居るはず。

ブルーインパルスの展示飛行は航空自衛隊の各基地で年に1回開催される航空祭や、国、自治体などが主催するイベントなど文字通り全国を飛び回っています。

その為、毎年4月くらいにスケジュールが決められます、気になった方はこちらのスケジュールをご覧ください。

ブルーインパルス展示飛行予定

ブルーインパルスが登場するイベントではサイン会、そして展示飛行と別れて行われる場合が多いです。

パイロットと写真を撮ったり、短時間なら話す機会もあるかも!航空祭は毎年多くの人でにぎわいますので場所取りが行われている場合もあります、ご注意を!

 - 航空自衛隊






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