元自にーさん(元自衛官)の自衛隊ブログ

新隊員、自衛隊や自衛官に興味がある人に自衛隊について色々と学んでもらえるようなブログを目指しています。

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自衛隊入隊前にはしっかりとトレーニングをして準備をしよう

      2016/12/13

さて今から紹介するのは自衛隊に入隊する前に必要な身体の構成方法。つまり入隊前のトレーニング方法です。

正直に言うと自衛隊に入って一番求められるのは、一に二にも三にもまずは体力が重要になっています。

そう体力です。

どんな訓練も任務もやる前には体力がなければ話になりません。

以前に述べた内容に持続走や腕立て伏せに上体起こしなどがありましたが、それらをやり抜くには身体を作っていくしかありません。

ではどうやって身体を作っていくのか?



それは地道なトレーニングです。

日々の精進と精神論で申し訳ありませんが、常に身体を作るのは日々の努力でしかありません。

自衛隊になれば否が応でも身体を作る為の訓練をやらされてしまいます。

否、やらないと自衛官として過ごす事は不可能です!

職種が会計科などの戦闘職種でないから大丈夫だと思いの方もいるかもしれませんが、自衛隊員である限りは体力錬成はあります。

それに最近はメタボ対策もあり、内勤務めな自衛隊員でも一日のスケジュールに必ず持続走をやらされる様になっています。

どんなに書類で忙しいと言ってもその時間になれば強制的に走らされてしまいます。

無論、腕立て伏せもあります。

上体起こしもやらされます。

私はない内勤職種だから身体を鍛えなくてもいいと言う、甘い考えはもうありません。

自衛隊に入隊すれば体力に運動力は必ず必要不可欠なものであると、それを念頭に入れて置いてください。

そんな世界に合えて入隊したいと思う方に、入隊前に必要な体力錬成方法を今回は書かせていただきました。

これが入隊前の参考になれば幸いです。

まず最初に第1持続走に慣れる方法についてお教えします。

最初に走る際にはそれにあった靴を購入し、ランニングウェアなども購入しておいた方が良いです。

ジャージでも大丈夫だろと思う方もいらっしゃいますが、ジャージで走るにも限界はあり、季節に合わせた服装で走るのも大切です。

特に寒さに強くなる為にと、半袖と半ズボンで冬の寒風吹きすさぶ中を走ってしまうと簡単に風邪を引いてしまいます。

走って汗を掻くんだから大丈夫だろうと思う方もいますが、それは瞬間的に身体が熱くなるだけで、マラソンを止めれば身体は冷えていき、故障の原因や怪我の原因になる可能性もあります。

また靴も外出用の靴や行楽用の靴で走れば脚を痛めてしまいます。

あくまで走るに適応した靴を使用して走らなければ走る事に適応した身体にはなりません。

また……下駄で走るなどは論外なので絶対にやってはいけません。

私の知っている先輩で事もあろうか半長靴で持続走をしていた先輩がいましたが、対してタイムも上がらずに、いつも足首を痛めていました。

兎にも角にも走る際にはそれに適した靴を買い、ちゃんとした装備を整える事が重要であり、走った後の事も考えて動くことも重要になります。

入隊前はとりあえずに走る事に慣れる事を目標にして持続走を行いましょう。

走る場所も近くに競技場やランニングスポットがあればそこで走るようにしましょう。

初期の段階ではまず全速力で走るのは厳禁です。

まずは身体を慣らしていく事を念頭に入れ、ゆっくりでいいので長く走るようにしましょう。

最低でも1時間を念頭に入れてください。

最初の頃は30分でも構いませんが、走る事に慣れ始めたら段々と速度を上げて、早く走れるようにしていきましょう。

そして1時間の持続走を最終目標の2時間に上げていきましょう。

自衛隊では2時間以上は走る事があります。

また地形もランニングに慣れた地形ではなく、坂道や傾斜のある道を走る様にしていきましょう。

坂道を走っても2時間走っても大丈夫な身体が出来たなら、自衛隊に入隊しても大丈夫です。

また初めてでいきなり猛トレーニングな持続走は絶対にやめましょう。そんな事をすれば膝関節などを痛めてしまい、最悪入隊前に怪我をしてしまいます。またトレーニングを開始する2週間は、必ずゆっくり30分から1時間を目安に走るようにしましょう。

その後、自分で慣れてきたなと思ったら3キロもしくは5キロを目安にタイムを計りましょう。最初のタイムを記録し、3キロならこれだけの距離で走れると、タイムを記載し、自分の中のタイムを徐々に増やし、最高5キロの距離を目安にタイムを計っていきましょう。

そして第2に、腕立て伏せについて説明していきたいと思います。

腕立て伏せについては持続走を終えた後に必ず行いましょう。

そして寝る前にも必ず腕立て伏せを行うように習慣づけ、腕立て伏せに成れる身体を作る事に集中してください。

また腕立て伏せや上体起こしに懸垂などは時間をかけてやることを念頭に入れてください。
すぐには腕立て伏せの効果は絶対に出ません。あくまでも常に毎日する事が重要なのです。継続して毎日行うのがより効果的な結果を残してくれます。

初期段階であまり激しく腕立て伏せをしてしまうと、筋繊維などの裂傷

最悪は断裂する可能性もありますので、絶対に初期の段階では100回の腕立て伏せを目指さないでください。

まずはゆっくりでいいから10回で行いましょう。

そして腕立て伏せの姿勢を取る事が出来ないなら、膝を地面につけてもかまいませんので、腕立て伏せをしていきます。そして基本はゆっくりと腕を曲げて、ゆっくりと脚を伸ばし、腕立て伏せを行っていきます。

そして慣れていったら10回を目安に腕立て伏せを続けていき、10回の腕立て伏せを行っても大変だと思わなくなってきたら、徐々に回数を増やしていく事が大切です。

最終的に20回から50回を目安に腕立て伏せの回数を増やし、100回の腕立て伏せが出来るようになれば、タイムを計るようにして、3分から5分を目安にして、どれだけの腕立て伏せが出来るのかをタイムを計り、5分内で100回出来るように頑張っていきましょう。

身体が出来上がれば腕立て伏せも難しくはありません。

最初に身体を酷使する様な腕立て伏せは絶対にしてはいけません。あくまでも腕立て伏せに成れる為の練習なので、絶対に無理はしないでください。

そして次に第3上体起こしについてまとめましょう。

上体起こしついては必ずペアを付けてください。

一人でやるのも可能かもしれませんが、その際は絶対に腰に負荷をかけないように、下にマットを引き、もしくはバスタオルか柔らかい素材の上で上体起こしを行うようにしましょう。

脚を支える際には柱か壁などを使い、上体起こしを行っていきましょう。

まずは最初はゆっくりと5回を目安に。

反動を付けても構いませんので、必ず5回をやるようにして上体起こしを行ってください。

回数を増やしていくには、まずは最初はゆっくりとやることを進めます。

ゆっくりとリズム良くに身体を慣らしていき、腹筋を鍛え、上体起こしに無理がない様に身体を作っていく事を目標にして、最終的にはこれも他と同様にタイムを計るようにして、3分から5分を目安に個人のタイムを構築していきましょう。

腕立て伏せと同様に言いますが、絶対に最初から過酷な上体起こしは止めるようにしてください。

身体を酷使しても強くはなりません。

それに下手をすればぎっくり腰を引き起こしてしまい、トレーニング以前の問題になりかねなくなってしまいますので、絶対にしつこいようですが、無理な方法でトレーニングはしないようにしましょう。

また最後となる第4のトレーニングである懸垂についてまとめて終わりにしたいと思います。

懸垂をやる際は必ずこれもペアを作って行いましょう。

そして最初から掴まりあがりではなく、自身の身体を腕で引き上げるイメージの練習に専念してください。

普通の鉄棒に斜めにぶら下がりながら、腕を引いて自分の身体を引き上げるイメージを身体に覚え込ませ、腕の力を使う方法を学びましょう。

そして懸垂を始めようとした時、必ず何か台を用意して掴まり、しっかりと棒を握ったら台をペアに取り除いてもらい、ぶら下がったままで身体を引き起こす要領を覚えていきましょう。

腕立て伏せや上体起こしと同様に、まずはゆっくりとやることが重要で、最初から10回を目安にしてはいけません。

懸垂なら最初は頑張っても3回。

慣れてきたら5回。

動作をゆっくりでもいいので、自分の身体を持ち上げる事を覚えましょう。

懸垂に関しては時間をかけて学ぶ事なので、急いでやらずにペース配分を守ったトレーニングとして行ってください。

纏めればこのようになります。

最初に持続走で身体を慣らしていき、その合間に腕立て伏せを入れ、持続走や腕立て伏せに慣れ始めた頃に、上体起こしを始めていきましょう。

そして3つのトレーニングをする事に何の負荷もかから無くなった頃に、ようやくに懸垂を始めていき、最終的には10キロの持続走を最初に行い、その後に腕立て伏せ100回と上体起こしを100回するようにして、最後に懸垂を5回出来るようにすれば、自衛隊でも大丈夫な身体になっていると思いますが、自衛隊は自衛隊で厳しい体力錬成となりますが基本が出来ていれば大丈夫です。

ただしもし入隊前に1年もない、すぐに入隊だと控えている方がこれを読んでいたのなら、それでも大丈夫です。

自分が自衛隊に入りたいと思い、入隊したのなら絶対にあきらめない気持ちをもって、どんなに罵声を浴びせられても、頑張り続ける事を本心から込めてやれば、おのずと結果はついてきます。

またみんなが休んでいる間に鍛える事を忘れずにやり続けたら、きっと追いつく事も出来ます。

体力を作る事は、自分と向き合う事であると、それを念頭に入れてトレーニングすれば、きっといい結果が残せます。

頑張ってください。

おすすめ記事:超回復完全無視の自衛隊流筋トレ&おすすめ筋トレサプリ紹介

@イバ

 - 入隊希望者へ




kotirade

Comment

  1. 通りすがりの転職者 より:

    最近の記事書いてるはにーさんじゃなくてイバさん?になったんですか?

  2. 通りすがり より:

    来年度から陸自は体力検定が変わりますよね。ボール投げ、幅跳びなくなりますし。

  3. 春から自衛官 より:

    春から自衛官候補生になるのでトレーニングのやり方が参考になりました。
    ありがとうございます。
    それと、地本の広報官から聞いたのですが、3年後を目処に入隊試験の項目に体力検査が追加にするかどうか話し合いが行われているらしいです。(去年の10月現在)
    何でも、最近の入隊してくる人の体力が無さすぎるらしくて問題になっているとのこと。
    ほぼ確実に体力検査が追加になるらしいですが、検査項目がまだ決まっていないそうです。今のところ、警察・消防の試験を参考にしているらしいです。

  4. はつゆき@122 より:

    今年春に入隊しますが
    私が思う事は、広報官に色々な基地や駐屯地に連れてってもらってください!
    そして、色々な隊員に声を掛けてください!
    私は、海上自衛隊に入隊します。
    広報官も海上自衛官だったので船を色々見せてもらいました。
    船で、防衛大の人や衛生員、航海など色々と話を聞くことが出来ました。
    なので、今後入隊を考えてる方はまずは地方協力本部に行く事をとオススメします!

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